GoogleMapsAPIの最も基本的な機能はホームページに地図を表示することです。ホームページのHTMLファイルに公開されているGoogleMapsAPIのコードを記載するだけで、誰でも無料で好きな場所に地図を表示させることができます。表示される地図は日本国内だけでなく世界中のあらゆる地域を含みます。以前は地図を表示させるサービスを提供する会社に1か月で数十万円にもなる利用料を支払う必要がありました。

現在ではGoogleMapsAPIの登場により誰でも無料で地図を利用できます。APIとはアプリケーションプログラミングインタフェースの略称で、ソフトウェアの機能を共有することです。あるソフトウェアに関する情報がAPIという形でインターネット上で公開されており、それを利用して自分が作成するホームページやソフトウェアに機能を埋め込むことが可能となります。さらにGoogleMapsAPIには関連する様々なAPIが存在しており、45度の鳥瞰写真やルート検索、地図利用者の情報分析など様々な機能を追加できます。

関連するAPIを利用して有料でホームページをグレードアップするサービスを提供する会社も存在します。GoogleMapsAPIは基本的に誰でも無料で使用可能です。ビジネスを目的としてホームページに地図を表示する場合には、有料サービスにより様々な機能を追加することが考えられます。しかし無料サービスでも一般的なホームページの作成には十分な機能を有しています。