GoogleMapsAPIはホームページを作成する場合に、誰でも無料で地図の表示が可能となるサービスです。かつては地図サービスを提供する会社に高額な利用料を支払い、定められた様式の地図のみを表示することができました。有料の地図サービスの中には地図サービス会社のホームページにリンクさせただけのものもあります。しかしGoogleMapsAPIを利用すれば、無料で好きな場所に地図を表示できます。
さらにCSSを利用すれば地図の形状も変えることが可能です。地図を表示するのに必要な作業は、APIキーを取得しGoogleMapsAPIのコードをHTMLファイルに記載するだけです。APIとはアプリケーションプログラミングインタフェースを省略したもので、ソフトウェアの機能を共有することを指します。インターネット上で公開されているAPIのコードを利用すれば、ホームページやソフトウェアを作成する際に機能を埋め込むことができます。
GoogleMapsAPIには関連するAPIが存在しており、それらを利用して有料で様々な機能を追加するサービスを提供している会社もあります。有料サービスを利用すると45度の鳥瞰写真や乗換案内、ルート検索、リアルタイムでの渋滞表示に地図利用者の情報分析などの機能を追加できます。関連APIを利用した有料サービスは企業がビジネス目的でホームページを制作する場合を対象としたものです。企業・個人を問わず無料サービスを利用できます。
また無料サービスでもホームページの利便性を向上させる十分な機能を備えています。