以前はホームページに地図を表示するためにサービス提供会社に対して毎月数十万円の使用料を支払う必要がありました。しかし現在ではGoogleMapsAPIの登場により誰でも無料で地図を表示できます。かつては地図サービス会社のホームページにリンクする形態のものや、予め決められた形式のものを使用するのが一般的でした。GoogleMapsAPIならば公開されているコードを任意の場所に書き込んで表示させることができます。
さらにCSSを利用すれば表示させる地図の形状も柔軟に変化させることが可能です。誰でも無料で地図を利用してホームページをグレードアップできる点にGoogleMapsAPIの特徴があります。一方で関連するAPIも多数存在しており、有料で様々な機能を追加するサービスを行う会社も存在します。無料サービスでも十分な機能を有していますが、有料で機能を追加すればさらにホームページを充実させることができます。
APIとはアプリケーションプログラミングインタフェースのことで、外部の人々とソフトウェアの機能を共有することを意味します。地図機能を共有するためにはインターネット上で公開されるGoogleMapsAPIのコードをHTMLファイルに記載します。コードを取得するにはAPIキーの登録が必要ですが、難しい作業はありません。公開されているコードをHTMLファイルに記載するだけで、誰でも簡単に地図の利用が可能となります。